プログラミング教材としての地域資源
かねてより、プログラミング教育においては、その題材が重要であると考えていました。
そんな中、2018年10月に開催された島根県邑南町の旧三江線跡地利用を考える「はすみ未来会議」で出てきたアイディアが、本プロジェクトになります。
天空の駅として知られる旧宇都井駅周辺で開催される「INAKAイルミ」、その鉄橋のイルミネーションをプログラムの題材にしたい!との思いが発端となりました。
プログラマブルイルミネーション:試作版
2018年11月末の「INAKAイルミ」開催までの限られた時間(2か月弱)で展示できるものを、ということで、まずは模型を使った試作版を制作しました。
模型は市販されているトミーテック社の「駅コレクション STA001L 三江線 宇都井駅 ライトアップバージョン」を購入。
それを底面にLEDを追加し、コントローラとなるArduino互換マイコンを接続しました。
プログラム環境はS4AというScratchベースの環境を採用し、何とか短期間で2018年の「INAKAイルミ」本番の展示に間に合わせることができました。
今後の展開
今後の展開は未定ですが、smalrubyを使用し、実際のLED照明を操作できるようにし、小学生、中学生がプログラムで実際のイルミネーションをコントロールできる未来を想像しています。
開発メンバー
今井勇樹(学生(島根大学)当時)
山田宏道(㈱トルクス)