デジタルからくり装置づくりワークショップを開催しました!

2019年12月8日に、NPO法人IGDA日本、奥出雲町との共同主催で「デジタルからくり装置づくり ワークショップ in 奥出雲」を開催しました!
島根県では1月の大田市に続いて二回目の開催となります。
1月の大田開催の時にお手伝いしたのですが、その内容が素晴らしく、是非今度は弊社のある奥出雲でも開催したいとお願いして開催できました。

unity デジタルからくり装置作りワークショップ 奥出雲 2019
対象年齢は小学4年~高校生として募集かけたところ、午前の部、午後の部とも10人強の枠が埋まりました。
ワークショップの内容は「Unityでドミノたおしを作る」という軸があるのですが、そこへの味付けが素晴らしいのがこのワークショップの素晴らしいところ。

unity デジタルからくり装置作りワークショップ 奥出雲 2019
一番素晴らしいのは、一人一つのコンテンツを作るのではなく、皆で一つコンテンツを作る、という仕上がりになるところです。そのためにUnityのコラボレーション機能を使います。このUnityの機能も素晴らしいのですが、それを含めて3時間のワークショップで体験できるところまで落とし込む構成が素晴らしい。
「クラウドにデータをアップする、プルする」という最先端の作業の流れを10代で体験出来るのはホント、どういう感覚が身につくのだろう、というくらいの未来感です。うらやましい、の一言。

unity デジタルからくり装置作りワークショップ 奥出雲 2019
意外かもしれませんが、このワークショップではプログラミング工程はありません。
その代わりに、それ以外の工程が充実しており、紙にクレヨンで描いた絵を取り込み素材にする、とか、ドミノのステージが奥出雲町の地図になっている、とか、ゲーム開発で言うと、レベルデザイン、グラフィックデザイン、ゲームデザイン部分を体験できるような構成になっています。

unity デジタルからくり装置作りワークショップ 奥出雲 2019
休憩時間も没頭して、それぞれの個性を出しつつのクリエイティブな時間が流れます。

unity デジタルからくり装置作りワークショップ 奥出雲 2019
最後には、午前の部、午後の部、とも全員のステージが完了して、最後までドミノが倒れ切りました。
これは、自分の担当部分がきちんと作れた、という各個人の責任感の末に倒れ切るわけで、そこは本当に子どもらにとっていい経験になったのではないかと思います。

unity デジタルからくり装置作りワークショップ 奥出雲 2019
ちなみに準備は前日から始まっていました。まっさらのPC10数台をセットアップしつつ、万全の態勢で迎える心構えなど、ホント素晴らしいワークショップでした。
ワークショップの合間にIGDA日本の皆さんと色々な話ができたのも私個人的には収穫でした。今後、もっといろいろな勉強会、ワークショップを、子ども、学生、大人向け、いろいろなフォーカスで開催してみたいと考えています!

IGDA日本の小野さん、長久さん、湊さん、奥出雲町商工観光課の赤名さん、スタッフの永塚さん、太田さんをはじめ、サポートしてくれた皆様、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

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